高圧受電設備と低圧設備の違いとは?どちらに依頼すればいいかを初めての方向けにわかりやすく解説

「高圧受電設備という言葉を聞いたことがあるが、うちの施設の設備は高圧なのか低圧なのかよくわからない」
「キュービクルの点検を頼みたいが、どこに依頼すればいいのか判断できない」

設備の担当を引き継いだばかりの方や、初めて電気工事業者に相談する方から
こうしたご質問をいただくことがあります。

「高圧」「低圧」という言葉は電気業界では当たり前に使われますが、
担当者の立場から見るとわかりにくいのは当然です。
この記事では、高圧と低圧の違い・それぞれの設備の特徴・
どちらの業者に相談すればよいか
を、基本から整理します。

「高圧」「低圧」とは何が違うのか

高圧・低圧という区分は、電気の電圧の大きさによって決まります。
電気事業法では以下のように区分されています。

⚡ 高圧
6,600V
  • 電力会社から直接受電する電圧
  • キュービクル(受電設備)で変圧して使用
  • 工場・大型施設・大型商業施設などが対象
  • 自家用電気工作物として法令管理が必要
  • 電気主任技術者の選任が義務

🔌 低圧
100V / 200V
  • 一般家庭・小規模事業所に供給される電圧
  • 電力会社からそのまま受電して使用
  • 住宅・小規模オフィス・小売店などが対象
  • 特別な管理義務は原則不要
  • コンセント・照明・家電製品などが該当

電気事業法では、600Vを超える電圧を「高圧」、600V以下を「低圧」と定義しています。
事業用の施設で使われる高圧(6,600V)は、キュービクル内の変圧器によって
低圧(200V・100V)に変換されてから各設備に供給されます。
つまり、キュービクルが施設内で「高圧を低圧に変える変換装置」の役割を担っています

高圧設備と低圧設備の主な違い

比較項目 高圧受電設備 低圧設備
電圧 6,600V(高圧) 100V・200V(低圧)
受電方法 電力会社から高圧で直接受電し、キュービクルで変圧 電力会社がすでに変圧した低圧をそのまま受電
対象施設の規模 契約電力50kW以上が目安
(工場・大型施設・学校・病院など)
契約電力50kW未満が目安
(一般家庭・小規模店舗・小さなオフィスなど)
主な設備・機器 キュービクル・PAS・VCB・変圧器・高圧ケーブルなど 分電盤・漏電ブレーカー・コンセント・照明配線など
法令上の管理義務 自家用電気工作物として電気事業法の規制対象
電気主任技術者の選任・保安規程の届出が必要
原則として特別な管理義務なし
工事に必要な資格 第一種電気工事士(高圧工事) 第二種電気工事士(低圧工事)
電気料金の単価 一般的に低圧より割安
(高圧一括受電のメリット)
高圧受電より割高になりやすい

「うちの施設はどちら?」の確認方法

自社施設が高圧受電か低圧受電かわからない場合は、以下の方法で確認できます。

施設の受電区分を確認する方法
確認①
敷地内または建物外壁にキュービクル(金属製の箱型設備)があるか確認する

キュービクルがある場合は高圧受電です。
グレーや緑色の金属製箱で、「高圧危険」と書かれた警告表示があることが多いです。

確認②
電力会社との契約種別を確認する

電力会社(北海道電力)からの請求書・契約書に「高圧」「業務用高圧」などの
記載がある場合は高圧受電
「低圧」「従量電灯」などの場合は低圧受電です。

確認③
電気主任技術者が選任されているか確認する

電気主任技術者(または外部委託の保安法人)と契約・選任している場合は
高圧受電です。
保安法人からの点検報告書・保安規程が存在する場合も同様です。

確認④
どちらかわからない場合はそのままご相談ください

「よくわからないが、施設の電気設備について相談したい」という段階でも構いません。
現地調査の際に設備の区分・状況を確認した上でご案内します。

どちらの業者に依頼すればよいですか?

高圧受電設備の工事・点検を依頼する場合

キュービクル・PAS・高圧ケーブル・変圧器・遮断器などの更新・改修・点検は、
第一種電気工事士の資格を持つ業者、かつ電気工事業の建設業許可を取得している業者
に依頼する必要があります。
電力会社への申請・調整を自社で行える業者を選ぶとスムーズです。

低圧設備の工事を依頼する場合

照明・コンセント・分電盤・漏電ブレーカーなどの工事は、
第二種電気工事士の資格を持つ業者に依頼できます。
地域の電気工事店や設備工事会社が対応しているケースが多いです。

「高圧も低圧も両方ある」場合は?

施設によっては、キュービクル(高圧)を持ちながら、
館内の照明・コンセント回路(低圧)の工事も必要になることがあります。
この場合、高圧・低圧の両方に対応できる業者に一括して依頼できると窓口がひとつにまとまり、便利です
セイトー電設では高圧設備の更新から低圧回路の改修まで幅広く対応しています。

こんな場合はセイトー電設にご相談ください

  • 施設にキュービクルがあり、更新・点検・工事について相談したい
  • 電気主任技術者から指摘を受け、どこに頼めばよいかわからない
  • 高圧なのか低圧なのかわからないが、設備について確認してほしい
  • 高圧設備の更新と合わせて、館内の低圧工事もまとめて依頼したい
  • 以前の業者が廃業し、新しい依頼先を探している

初めてのご相談でも安心してください

「専門的なことがわからないまま問い合わせていいのか不安」という方も多くいらっしゃいます。
しかし、相談の段階では詳しい知識は一切不要です

「建物の電気設備が古くなってきた気がする」
「点検で何か指摘されたが、内容がよくわからない」
「キュービクルがあるが、誰に頼めばいいかわからない」

こういった状態でお問い合わせいただいて構いません。
現地調査の際に設備の区分・状態・対応が必要な内容をわかりやすくご説明します。
現地調査・お見積もりは無料です。

この記事のまとめ

  • 高圧(6,600V)と低圧(100V・200V)は電圧の大きさで区分される。キュービクルが高圧を低圧に変換する。
  • 高圧受電設備(キュービクルなど)は契約電力50kW以上の施設が対象で、電気主任技術者の選任が義務。
  • 施設にキュービクルがあれば高圧受電。電力会社の契約書や点検記録でも確認できる。
  • 高圧設備の工事には第一種電気工事士の資格と建設業許可が必要。低圧工事は第二種電気工事士が対応できる。
  • 「よくわからない」という状態でも相談できる。現地調査で設備の区分・状態・対応内容を確認してもらえる。

帯広・十勝エリアの高圧受電設備更新・電気工事はセイトー電設へ

「よくわからない」という段階からご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

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☎ 0155-25-1183

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